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食べ物の記憶

先日、北柏公園まで散歩に行った時のことでした。

公園の中にある「花小鳥」という飲食店の前を通りました。

まだ11時を過ぎたばかりなのに、何人も注文の列に並んでいます。

 

その列を見ていたら、クリちゃんたちとランチに来た時のことを思い出しました。

そして、食べた物のことより、その時の楽しかった時間の流れみたいなものが蘇ってきました。

 

子ども時代では、停電でロウソクを灯して食べた夕飯。

いつも美味しいはずのとんかつが、暗さの中では、美味しさがよく見えなくて、いつものように美味しいと思えなかった。

食べることは、最後まで食べましたが。

 

洋二郎の二男テリーは、生後2か月で乳児院に預けられ、3歳の時、ウェーバー夫妻の養子になりました。

乳児院のことを覚えていると聞いたときは、びっくりしました。

 

その思い出がポリッジ。

オートミールのおかゆ。

それが苦手で、食べられなくて、辛かった思い出なのだそうです。

 

周りにいる小さな子どもたちは、どんな風だったのかしら。

何とか食べ終えて乳児院での3年間を過ごし、今のテリーがあるのですね。

 

皆さんには、どんな食べ物の思い出がありますか。

 

直子